TOP > 京都府立医科大学 稗田先生とのスペシャル対談

小沢

稗田先生と北陸初のLASIKを立ち上げてもう12年になりますね。

稗田医師

そうですね。LASIKは、初期のものとは比べものにばらない位に大きな進歩をとげました。主なものとして

第1段階:スタンダード → カスタム(ウェイブフロントガイデッド)
第2段階:自動追尾、回旋補正

が挙げられます。

小沢

単に近視・乱視を治すだけという初期のスタンダードLASIKから、ぼけの原因となる高次収差も含めて治すカスタムLASIK(ウェイブフロントガイデッドLASIK)へのパラダイムシフトは大きかったですね。

稗田医師

京都府立医科大学でのデータでみますと、第1段階で既にカスタムLASIKを行うことにより、スタンダードLASIKの場合より高次収差を35%減らすことができます。(図1)

小沢

これによりカスタムLASIKでは、夜間に光が割れて見える現象(スターバースト)や眩しさの軽減につながった訳ですね。(図2)

稗田医師

第2段階では、ハードウェアーの進歩により更に高次収差の精度が向上致しました。と言いますのも、レーザー照射中でも細かく見ると眼球は水平・垂直の直線運動、回転運度を行っております。これらに対してそれぞれ自動追尾装置、回旋補正装置で正確な追尾を行う訳です。その結果、ねらった所にピンポイントの照射が行える様になり、真の意味で個人個人に合った照射が可能になりました。

小沢

この様な技術進歩の結果、アメリカではNASAが宇宙飛行士にカスタム(ウェイブフロントガイデッド)LASIKを認可するという結果になった訳ですね。

稗田医師

ここでは触れなかった非球面照射も含めますと、アメリカではほぼ70%がカスタムLASIKで行なわれていると推定されます。LASIKと言えばカスタムで行なわれるのがアメリカの常識と言えるでしょう。


左:小沢(小沢眼科医院 院長) 
右:稗田医師(京都府立医科大学 助教)

稗田医師プロフィール

氏名 稗田 牧(おさむ)
略歴 【平成5年】京都府立医科大学卒業 関連病院勤務を経て、【平成10年】京都府立医科大学大学院
現在 京都府立医科大学 助教(大学病院でレーシック手術を専門とする、日本でも数少ない角膜専門医)